crowding
叢生(そうせい)
【大人】目立たない矯正装置による叢生(前歯の凸凹)の治療例
治療前

治療後

28歳の女性で上顎の2番目の前歯が内側に入っているのこと主訴に来院されました。
上顎右側中切歯の補綴物は経年変化で不適合となっていました。
精密検査の結果、顎関節・骨格ともに問題はなく歯列弓幅径が狭く歯の大きさが大きいことに起因する叢生症と診断されましたので、マルチブラケット装置による上下顎全体の本格矯正治療を行いました。
上下顎歯列弓幅径を拡大しアーチフォームを放物線型に整えることで凹凸の解消が可能と算出されたため、非抜歯治療を選択しています。ブラケットは歯の外側に装着していますが、目立たない透明な装置と白いワイヤーをメインに治療を進めまました(当院では前歯に銀色の装置をつけることはありません。)
アーチフォームを拡大する治療は前歯の若干の唇側傾斜が必ず生じますので、それによって上顎口唇の突出が生じるリスクがあります。
本症例の場合では、患者様が永久歯の抜歯をできるだけ回避したかったこと。歯列弓形態を変更しても上顎前歯の整直が正常範囲以内に保たれることを事前に担保の上治療をおこないましたが、治療途中に第1小臼歯4本を抜歯する治療に変更するケースもありますので、治療方針の立案と治療ゴールの設定は治療前に充分に考慮しなくてはいけないでしょう。
本格矯正治療の動的治療期間は26ヶ月。保定期間は2年間です。本格矯正治療費の総額は100万円程度です。
矯正治療後に上顎右側中切歯の補綴物はかかりつけ医にてセラミックの審美的で強度のあるものに変更していただきました(写真は変更前のもの)。
治療前
治療中1
治療後
かわさきノエル矯正歯科

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